浄土宗開宗850年記念事業

重要文化財
大殿(本堂)令和の大改修

宗祖法然上人(1133-1212)が、誰でも心から極楽往生を願い「南無阿弥陀仏」と称えれば、必ず阿弥陀如来のご慈悲に護られ、平等に救われるという、お念仏のみ教えを弘められ、浄土宗をお開きになったのは、承安5年(1175)のことでした。

宗祖法然上人のみ教えを引き継がれた二祖弁阿聖光上人は福岡久留米の善道寺を開かれ、弟子の三祖然阿良忠上人は鎌倉幕府第4代執権北条経時公の帰依を受けて鎌倉光明寺のご開山となりました。以来光明寺は関東総本山として念仏同乗の中心となり現在に至っています。
 令和6年(2024)には浄土宗開宗850年の節目を迎えます。法然上人、聖光上人、良忠上人をはじめとするご歴々の諸上人への報恩感謝のために慶讃事業を計画・推進してまいります。

【国重要文化財】大殿の保存修理
並びに客殿建設・諸堂宇改修整備

かつて徳川家康は関東の主要な浄土宗寺院18か寺を選び、浄土宗僧侶の修行道場として「関東十八檀林(かんとうじゅうはちだんりん)」を定め、その中でも光明寺を首座とし、関東総本山としました。
その後も光明寺は徳川家や磐城平藩(のち延岡藩)内藤家などの庇護のもの、諸堂宇や境内が整備され、元禄11年(1698)には現在の大殿(本堂)が建立されます。 

 威風堂々とした鎌倉一の大堂である大殿は、平成11年に国の重要文化財に指定されていますが、建立から300年以上が経過し老朽化による、破損・雨漏り等著しい現状です。
 ここに浄土宗開宗850年の佳辰を迎えるにあたり、また文化財保存の観点からも大殿の保存修理事業が行われます。

【屋根銅板奉納のお願い】

この勝縁に広く皆様から「屋根銅板奉納」の喜捨を宜しくお願い申し上げます。
ご寄進頂いた方のご芳名、為書き、奉納日を芳名帳に記載し、大殿屋根裏に末永く奉納いたします。
奉納金額:1口 5千円
期  間:令和2年9月から令和10年3月
申込方法:申込書にご記入の上、光明寺へお申し込みください。
     浄土宗ご寺院のお檀家さまは菩提寺さまにもお申込み頂けます。
≪銅板奉納申込書≫下記のPDFファイルを印刷してご使用ください。

【お問合せ】浄土宗大本山光明寺開宗850年慶讃記念事業事務局
〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座6-17-19
TEL 0467-22-0603 / FAX 0467-22-0622 / E-mail info@komyoji-kamakura.or.jp